- 2008/04/16 12:34
- NEWS
数字のトリック
先日、ある事件の報道が視聴率90%以上あったとテレビで言っていた。
愚妻なんかは何も考えず、鵜呑みにする性質なので
「えぇ~ すごいねぇ~」と感心していた。
もし、ある一局だけが事件を報道。
他局は全く関係無い番組を流していた中で90%だったら、それは凄い。
が、全局が同じ事件を報道していたら…
当然、100%に近い数字になるに決まっている。
サンプルの世帯がテレビをオフにしていた場合や
テレビ○京みたいに、我関せずみたいな局もあっただろう。
まぁ、私見としては「視聴率」なんて数字自体
どこまで信用できる数字なのか疑問を感じるが…
そういえば、なんとか庁がパーセンテージを上げるために
分母を減らして誤魔化してたなんて事件もあったっけ。
恐らく高学歴と言われる人達なんだろうが、何を勉強してきたのだろうねぇ。
まぁ、仮に 50/100=50% として
本来なら頑張って分子を増やし 60/100=60% とするべき
が、分母を減らせば 50/83=約60% となる
この結果(%)だけを鵜呑みにしてると、騙されてしまう訳だ。
※減らしすぎて100%超えたら、大馬鹿だけど(笑
私としては、こういうのを考えるヤツってのは
「賢い」ではなく「小賢しい」と思うのだが…
まぁ、具体的に数字で出されると
ついつい信じてしまいがちだけど、
その数値になったプロセスを隠されると信用できない数字な訳。
昔、何かの損益計算書を見た事がある。
各費目の数値末尾が、綺麗に「000」が並んでいて
素人が見たって、一目で適当な数値だと判る。
(確か、クラブ会費の収支をまとめた書類だった気が…)
まぁ、こういう書類がまかり通ってしまう訳だ(苦笑
数字(特に%)は
あくまで目安であって、鵜呑みにしないほうがよろしいかと。
まぁ、一番信用できない%は…
Windowsのインストール作業などの時のバーかな(笑