先日、日テレで流された津波の映像。
下のリンクがそうなんだけど、オバちゃんが車に乗って逃げようとする映像。
が、その数十秒後には津波が押し寄せてきます。
http://www.youtube.com/watch?v=co2f_Mobvhk#t=0m38s
左下に表示されている別枠はワイプって言うんだっけ?
その後、これの上辺りでオバちゃんが乗ったと思われる車が流されてます。
このオバちゃん…
今日のニュースで助かっていた事が判明。 本当に良かったです。 。・゚・(ノД`)・゚・
私は津波関連の動画は、見ているだけで頭がおかしくなりそうになるので避けていたんだけど、
愚妻が真剣に見ているようで…
この映像をテレビで見た後、愚妻も動画サイトで見たらしく…
愚妻「オバサンが車に乗った直後に流されたヤツって知ってる?」
愚妻「左の方に流されてるのが映ってたみたい」
愚妻「ネットの人が車種とかで特定してた」
別に愚妻を擁護する訳じゃないけど、決して面白半分で見てた訳じゃないです。
当家は確かに高台なので、直接津波の影響を受ける事は無いと思うけど、
愚妻の実家は、海の近くで川も近いので、後学の為にも見ていたのだと思います。
そういう私も…
自衛隊員だった従兄弟をサロマ湖沖の海難事故(2002/09/14)で失ってるしねぇ。
もうちょっと長生きしていれば… 産まれてくる我が子を抱けたのに…
以下、私の古い日記(09/21)
http://izuito.net/diary/200209.htm
で、その時の教訓は、海の事故に備えるには救命胴衣は着ておく事。と。
というのも、10人が海難事故に遭い…
5人が救助されるも2人は病院で死亡。 行方不明の5人も結局は遺体で発見。
最終的に3人が助かったんだけど、そのうち2人は救命胴衣を着ていて、あとの8人は着ていなかった。
たまたま、着ていなかった1人が助かっただけで、完全に生死を分けたと言って良いと思う。
まぁ、事故により亡くなってしまった人の事をいくら悔やんでも仕方無い。
悔やんだり、祈ったり… それで生き返るなら別だけど。
ただ、生き残った側の人間として…
こういった事故の情報を今後に活かすのが、せめてもの供養だと思うんだよね。
従兄弟の海難事故を経験し、その詳細を知った時…
どんなに臆病者と罵られようが、船に乗る時は絶対に救命胴衣を着ようと思ってます。
最低でも救命胴衣を確保できる位置に陣取るとか。
まぁ、今のところ、船に乗る予定はありませんけど。
これで、私も同じ目に遭ったら…
あの世で従兄弟に合わせる顔が無いです。 orz
で、今回の津波に話を戻します。
確かに、海の事故では救命胴衣が命綱だという事は、従兄弟を含む7人が立証してくれました。
でも、津波の時はどうなんだろ?と。
水面に浮く事はできても、強い流れに巻き込まれれば至る所を打ち付ける事になるだろうからねぇ。
で、打ち所が悪ければ…
もちろん、早く高台へ避難する事が大事なんだけど、逃げ遅れた場合…
車の中に逃げこむのも、一つの安全策なんじゃないかな?と。
ある意味、バクチみたいなもんだけど。
時間が経つにつれ浸水していくだろうし、その恐怖は想像を絶するモノだと思うけど…
生身の状態で流されるよりは、車が盾になってくれるし、多少は酸素も続くと思う。
あくまで素人考えなので、保証はできませんけどね。
ただ、こういった事故・震災を糧に、次の世代に伝えることが
今、生きている我々の出来る事なのかな?と。
それが被害に遭った方々への供養・お見舞いになれば。と思います。