- 2007/11/08 00:47
- NEWS
最近のTV
よく子供の頃、「TVを見てると馬鹿になる」と脅かされた。
が、ここ最近のTVを見ていると「あながち見当はずれな意見じゃないな。」と思う。
要は見る側が、作り手の意図を敏感に感じ取り
「そこまで視聴率取りたいの?」
「今度は、あのドラマに力を入れてるのね。」
と、必死にブームを作ろうとするメディアを冷やかに見る力があれば良いのだが
悲しいことに、未だに作為的なブームに躍らされる連中がいる。
もちろん、それによって私が損する訳じゃ無いのだが…
なんか、見てて悲しいんだよねぇ~
何年前だろ? (ググれば、すぐわかる事なのだが)
松本サリン事件。
あれが、私がメディア(特にTV)を信用しなくなったキッカケ。
まだ、社内でもペーペーの立場で、気兼ねなく定時であがれる立場だった。
毎日、夕方のニュースを見て「絶対、この人が犯人だよなぁ~」と。
が、突然話は変わり、ある宗教団体が真犯人と判明し、
報道の流れは強引に変更された
「警察が提供した情報が間違っていた」
「警察は○○さんに謝罪するべきだ」
とね。
先日、押入を掃除していたら、タバコの吸殻が落ちていた。
当然、床(木)の部分には軽い焦げ目が。
タバコの火の温度は確かに高い(熱い)んだけど
火力という点では、大した威力は無いんだよね。
木を燃やし火種を作る前に自分が力尽きるって感じ。
でも、そこにティッシュなり紙なり、燃えやすいモノをくべれば火事になっていたでしょう。
別に警察を養護するつもりは無いが、
その情報を過熱報道したのは「どこの誰だい?」 つ~事。
手のひら返しで急遽、○○さん擁護の姿勢を取ったが
元々、てめぇらで大きくした火事。
それを、常に「正義」サイドで語りたがるメディアには
不信任という以上に、嫌悪感を抱いた。
が、それ以上に悲しかったのが、そんな報道を鵜呑みにしていた自分の脳味噌。
以降、各種情報を「そういった考えもある」とソースの一つとして
ただ、信じるのでは無く「無尽蔵に生まれてくるカードの一枚」として捉えるようにしている。
最終的な決定は自分の目と脳で。ってね。