兵法三十六計
実は、かなり昔から読んでます。
まだ社会人一年生の頃かな?
仕事用ファイルの最後のページに
ワープロで印刷したものを綴じておいて、暇をみつけては読んでたっけ。
以下は、その時の「もどき」ページ(パソコンでも見れるけど携帯用)
http://www.izuito.net/i/zatu/36.htm
まぁ、36計の名前だけでも頭に叩き込もうってね。
もちろん、今はとっくに忘れてます。
なので昨日、読み直した訳ですが(苦笑
基本的には騙す、欺く、陥れる内容が多い。
まぁ、戦争時に人情や情けをかけてちゃ自分の首が飛ぶ。
騙してでも、欺いてでも、陥れてでも勝利しなきゃいけない訳です。
「孫子」の中に
十なれば(自分の兵力が10倍ならば)囲み
五なれば攻め、倍すれば分かち、
敵すれば(互角ならば)良く戦い、少なければ逃れ、
しからざれば(勝ち目が無いなら)避く(戦わない)
勝てないなら戦争するな。って事です。
なので騙される方が悪いって話になっちゃう。
でも、中には「なるほど~」と生活にも役立ちそうな計も。
・指桑罵槐 桑を指して槐(えんじゅ)を罵る
本当は槐を批判したいんだけど躊躇われる場合、
代わりに桑を批判して間接的に槐を批判しようって事。
まぁ実際は、槐に当る方は間接的に批判されている事に気付かず
一緒になって桑を批判する事が多いんだけどね(苦笑
・調虎離山 虎を調(あしらって)って山を離れしむ
相手が得意な状況下に置いたままでは不利なので
相手の苦手な状況に持ち込みましょうって事。
東京で設計していた時の事。
電話(内線)で頭ごなしに怒鳴りつけてくる先輩が。
私「(ちょっとドス聞かせて)今から下(工場)行くから そこで話すべ」
で工場へ降りていくと…
「忙しい所、悪いねぇ~」と。
意外と、対峙した相手には怒鳴れないモノです(苦笑
まぁ、本当に喧嘩したいなら別でしょうけど。
他の計も、色々と勉強になります。
詐欺師に騙されたくなければ、詐欺師の手口を学べ。じゃないけど。
ただ、考えすぎると混乱するかも。
ジャンケンで相手に「次、グー出すから」と言われたように。
「本当ならば、パー?」
「その裏をかいて相手はチョキ。 じゃあグーか?」
「いやいや、さらに裏をかいてパー。 チョキか?」
「でも公言通りグーを出されたら… やっぱりパー?」
みたいな(苦笑
何事も考え過ぎは良くないようです(苦笑