- 2011/05/25 17:04
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可能性はゼロではない=事実上ゼロ
>「再臨界の可能性はゼロではない」と発言したことについて
>「事実上ゼロだという意味だ」と説明した。
かなりネット上を騒がせているみたいなんだけど…
確かに文章だけを読むと意味不明なんだよねぇ。
でも、ちょっと技術的な考え方…
って言うと「お前何様?」ってなぐらい上から目線になっちゃうか(苦笑
ん~とねぇ…
たぶん、この人は「絶対(←これが重要)大丈夫」が言えない人なんだと思う。
私のようにヘタレなのか…
警戒心・猜疑心が強いとか、常に悲観的に物事を考えるタイプ。じゃないかな。
つまり、0.1でも0.01でも可能性がある限り「絶対大丈夫=0」と言えない性格。
だから「可能性はゼロではない」という言い方になっちゃう。
まぁ「相手にどう聞こえるか?伝わるか?」その配慮が欠けてる気はするけど…
私も「石橋を叩いて渡らない」人間なので、気持ちは解ります(苦笑
だって…
渡っても大丈夫?で石橋を叩いてみたら大丈夫だっただけで、
その叩いた行為が石橋に致命傷を与えた可能性も否定できない訳で…
そう考えると、叩けば叩くほど石橋を傷つけているような行為に思えてきて…
「やっぱり、やめておこう」となっちゃう(苦笑
その考えが自分の中でも「馬鹿げている」と分かってるから、逆に言えば「事実上ゼロ」になっちゃう。
もちろん、この場合も性格的に「事実上」は取れない。
だって「絶対大丈夫」が言えないんだもの。
つか「絶対」が言えないんだと思う。 「絶対ダメ」は言えるかもだけど。
なんか、ややこしくなってきた(苦笑
私なりに噛み砕いちゃうと…
>「再臨界の可能性はゼロではない」
限りなくゼロに近いけど可能性は否定できない。
>「事実上ゼロだという意味」
限りなくゼロに近いので一般的に考えたらゼロ。
こういう意味じゃないかな?と。
まぁ、御本人がどういう理由で発言したか知らないし、擁護する気も無いけどさ。
私のように目の前が青信号でも「信号無視」の可能性を否定できずキョロキョロしたり、
飛行機に乗る時なんて「墜落」の可能性があるから、それこそ死ぬ覚悟(死んだつもり)で乗ってます。
えぇ… 毎日、疲れますよ。 疲れますとも。 それも… 無駄にね。 orz
分かっているけど、これは性格の問題だからなぁ。
自分でもどうにもならないレベル。 (*>v<)
そういえば、パソコンのメンテとかした後も「これで大丈夫です」なんて言えないもんなぁ。
「たぶん、直ったと思います」「これで大丈夫だと思います」みたいなニュアンスに。
昔、営業の人間と打ち合わせに行った時の事。
取引先「こういう制御をする回路にできる?」
私(心の声)「ん? オフディレのB接点を入れて…」と考え始めた段階なのに…
営業「はい、大丈夫です」
取引先「じゃあ、それでお願いね」
私(心の声)「俺が青写真作れてないのに、お前が出来たの?」
私(心の声)「んな訳無いか ┐(^-^;)┌」
私(心の声)「で、リレーを使って…」
私(心の声)「あ、大丈夫かな? 帰ったら早速、図面をおこそう」
その帰りの電車の中で…
営業「さっきの回路の話… 大丈夫だよね?」
私(心の声)「やっぱり、空返事だったか」
私「たぶん…大丈夫 帰ったら図面にしてみる」
営業「あぁ、良かった~」
私(心の声)「無理だったら、どうする気だったんだろ?」
そんな、やり取りを思い出しました(苦笑
まぁ、営業はハッタリかますのも仕事だからねぇ。
ただ、設計の立場だと図面上では正しいはずなのに動作がおかしい事なんて日常茶飯事。
大半は配線ミスとか、機器の設定・規格違いだったりなんだけど…
たまに通電のタイミングによる不具合とかもあったなぁ。 特にB接点。 ( ´д`)トオイメ
とにかく、そんな環境に長くいると口が裂けても「絶対、大丈夫」なんて言えなくなります。
絶対。
…
……
……… たぶん(苦笑