- 2010/07/04 11:44
- 北海道
花札
賭博の問題で色々騒がれてるけど…
個人的には、参加者が全員同じ組織なら「遊び」の延長って気がしないでもないです。
「マリオカート」でも「桃太郎電鉄」でも、賭けにしようと思ったらできるしね。
まぁ、子供(園児)の頃から賭け花札やってたから、感覚がおかしいだけかもだけど(苦笑
もちろん、相手は両親や祖母、従姉弟。
親父やお袋は容赦無かったけど、
祖母の家でやる、祖母VS孫軍団の時は… はっきり言って小遣い配ってたようなものでしたね。
何も分からず、単なる絵合わせやってた頃は単純に「勝った~」なんて喜んでたけど
ある程度、知恵をつけ、手の内を観察するようになると、
祖母が平気で、桜の20(孫の中で人気が高かった)をポンと場に捨てている。
で、しばらくした後、祖母の手から再び桜の札がポンと。
この時「ずっと、負けてくれてたんだぁ~」と痛感しました。
で、花札ってのは、かなりローカルルールに違いがあるらしく
たぶん「北海道」で括っても、かなり違いがあると思います。
なので、以下のルール(と言っても、かなり忘れてるけど)は「士別ルール」もしくは「上士別ルール」です(苦笑
2人対戦の時は、それぞれ手札が12枚。(48/2/2=12)
3人対戦の時は、それぞれ手札が8枚。(48/2/3=8)
計算上、4人対戦も不可じゃないけど… (48/2/4=6)
あまり面白くなかった記憶があります(苦笑
こちらは所謂「カス札」
点数は0点。
ただ、12枚で1役。
以降1枚毎に+1役。
結構、カス札集めが得意でした。 σ(゚∀゚
まぁ、カス札集めに必死になり過ぎて…
五光を作られ、役が打ち消された事も多々あるけど(苦笑
5点札。
短冊に文字が書かれてる札3枚で「すがわら」
青い短冊3枚で「青たん」
それぞれ1役。
5点札7枚で「七たん」の1役。
「雨たん(4枚目)」が含まれていない「七たん」は、
「しょう七」として2役。
以降、1枚毎に+1役。
10点札。
一般的に
「猪鹿蝶」「月見酒」「花見酒」
なんてのがあるけど…
士別ルールには、ありませんでした。
ん? 「猪鹿蝶」はあったかな?
かなり記憶が曖昧です(苦笑
20点札。
5枚集めて「五光」2役
4枚集めて「四光」1役
本四光って考えは、無かったと記憶しています。
で、1役あたり20点分の札を支払い、合計点を計算。
1点1円で最後にお金が動く。と(苦笑
子供だからって事もあるけど、
変にレートを上げると親父がムキになるからねぇ(苦笑
まぁ、祖母VS親父VSお袋の時は、もっと大きい金額が動いてたと思うけど。
で、士別ルールのキモがこれ。
所謂「鬼札」
普通は、雨のカス札なんだけど
士別ルールではジョーカー的な存在です。
この札では「喰う」という事ができ、
場に出ている札、どの札でも取れます。
当然、最後に雨の相方・喰った相方が場に残るんだけど
それも「鬼」を使った人の札に。
なので使い方によっては、かなり有利に進められます。
山札から出た時は、手札から出す時同様、場の札を喰え
場札に出た時は、手札を喰わせる事ができました。
他にも、場札に同じ札が3枚出たら、3枚を束ねて残りの1枚で全て取れるとか
持ち点0で終わったら、無条件で勝利(200点相当?)とか
かなり忘れちゃってるけど、そんな感じでした。