Excel 関数

主にExcel2000頃の内容になっています。
もっと便利な関数が追加されていたり、逆に廃止となっている場合もあります。
また、ちょっとした便利技は「Officeの基本操作・便利技」で紹介しています。

文字変換

全角文字を半角へ
 ASC
半角文字を全角へ
 JIS
英字・小文字を大文字へ
 UPPER
英字・大文字を小文字へ
 LOWER
英字・1文字目を大文字・残りを小文字へ
 PROPER
文字を置換
 SUBSTITUTE
不要なスペースを削除
 TRIM

数値変換

桁数で四捨五入
 ROUND(数値,桁数)
桁数で切り上げ
 ROUNDUP(数値,桁数)
桁数で切り捨て
 ROUNDDOWN(数値,桁数)
指定した倍数で数値を丸める
 MROUND(数値,倍数)
指定した基準値の倍数に切り上げる
 CEILING(数値,基準値)
指定した基準値の倍数に切り捨てる
 FLOOR(数値,基準値)

桁数:
 0=小数点以下
 1=小数点第一位
 -1=一の位

整数化ほか

(数値を超えない)整数にする
 INT(数値)
小数部を切り捨てて整数にする ※桁指定可能
 TRUNC(数値[,桁数])
数値を除算した時の余りを求める
 MOD(数値,除数)

INT、TRUNCの違い

INTとTRUNCの違い

-12.34をTRUNC関数で整数化すると単純に小数点以下を切り捨てて「-12」となる。
INT関数では-12が-12.34より大きい数字になる為「-13」となる。

条件分岐・論理式

条件式の真偽によって、処理を分岐させる
 IF(論理式,真の場合,偽の場合)
全ての条件が「真」の時、TRUEを返す
 AND(論理式1[,論理式2[,…]])
いずれかの条件が「真」の時、TRUEを返す
 OR(論理式1[,論理式2[,…]])