カプセルナンプレ 解き方のコツ
基本ルール
問題は「ナンプレSuper Vol.11」 Q88より
基本は数独(ナンバープレイス)と同じです。
カプセル(楕円)で囲まれた場所は、
必ず奇数と偶数がペアで入ります。
始める前に…
まずはカプセルに注目します。
奇数は「1」「3」「5」「7」「9」の5種類、
偶数は「2」「4」「6」「8」の4種類という事。
問題によっては、それを意識するだけで
数字が特定できるものもあります。
手順-1
まずは【B1・C1】のカプセルに注目します。
【B1】に「7」が入っている事から【C1】には偶数が入る事になります。
【ABC-123】には既に「4」「6」が存在し、
【H1】に「2」があるので【C1】は「8」が決まります。
次はカプセルが集中している【DEF-456】に注目します。
カプセルが4個あり、そのうち偶数の「4」が使われています。
1〜9に偶数は4個しか無いので、
他のカプセル3個には、それぞれ偶数が入る事が判ります。
【D7】の「8」から【F6】に「8」が。
【C4】の「2」から【D6】に「2」が。
【D4】には残りの「6」と確定できます。
手順-2
【DEF-456】で確定していない数字は「3・7」
【B4】の「3」から【E5】の「3」
【F4】の「7」が確定できます。
【G9・H9】のカプセルに注目すると、
【H9】に「9」が入っている事から【G9】には偶数が入る事になります。
【A9】の「2」、【B9】の「8」、【G7】の「4」から
【G9】は「6」と確定できます。
ここからは普通のナンプレの考え方で。
【DEF-123】を見ると、【B1】【D8】【F4】の「7」から
【E3】の「7」が確定できます。
この後も「7」に注目していくと
【G2】【I7】【C9】【A5】の「7」も決まっていきます。
手順-3
次は【A4・A5】のカプセルに注目。
【A5】の「7」から【A4】に入るのは偶数。
【A1】の「4」、【C4】の「2」、【D4】の「6」から
【A4】は「8」と確定できます。
この「8」が確定した事により、A列に注目すると
【A1】の「4」、【A4】の「8」、【A9】の「2」から
【A7】の「6」も確定できます。
【I5・I6】のカプセルに注目すると
【I1】の「1」、【I2】の「3」、【I7】の「7」、【I9】の「5」から
カプセルのどちらかに残ってる「9」が入る事が判り、
【B5】の「9」により【I6】の「9」が決まります。
数字の「1」に注目すると…
【B3】【C5】【D9】【H7】【G4】の「1」が確定します。
手順-4
普通に「6」に注目すれば確定できるんだけど…
【I5・I6】のカプセルに注目すると
【F5】の「4」、【H5】の「8」、【I8】の「2」から
【I5】の「6」が確定します。
更に【D9・E9】のカプセルでは
【A9】の「2」、【E2】の「8」、【E8】の「6」から
【E9】の「4」も確定します。
E列で残る数字は「2・5」
【H1】に「2」があるので【E7】が「2」、【E1】が「5」に決まります。
【E1・F1】のカプセルでは
【A1】の「4」、【C1】の「8」、【H1】の「2」から【F1】の「6」が確定。
これで残るカプセルは【I2・I3】のみとなります。
※「8」に注目すれば決まってるんですけどね(苦笑
手順-5
ここまで来れば完成間近。
まずは一択になった【G5】の「2」、【F9】の「3」をそれぞれ確定。
二択にまで絞れた数字(赤)も個々に確定していきます。
すると一択部分(緑)ができるので、再び確定。
その後、二択になった部分も埋まっていき完成となります。