対角線ナンプレ 解き方のコツ

基本ルール

問題は「ナンプレSuper Vol.11」 Q72より
初期画像
基本は数独(ナンバープレイス)と同じです。
対角線上でも「1〜9」が重複しないという条件が加わるので、
ヒントが増える分、通常のナンプレより難易度は下がります。
始める前に…
まずは、対角線上に数字が配置されているか否か。
配置されている方が比較的簡単になってる気がします。

手順-1

手順1
まずは普通に「1」から順に各区画・列・行単位で見ていき、
同区画内で二択に絞れた数字は小さくメモ。
確定できた数字は大きく記入していきます。
【A4】【F3】の「7」により、【B2】に「7」が。
同時に二択状態だった「3」が【C3】と決まります。
また【C9】の「7」も確定。
「8」を調べると【A8】の「8」も確定します。
【ABC-123】では残りが1マスなので、使われていない「9」が【A1】に。
【GHI-789】でも、【G7】【H8】は「2・6」のどちらかしか入らない状態なので
【I9】は「1」で決まります。

手順-2

手順2
【A1-I9】にかけての対角線を見てみると、
使われていない数字は「4・5・8」
【C5】【D7】の「8」により【F6】の「8」が確定します。
また【G5】の「5」により【D4】は「5」
残った【E5】には「4」が入る事が判ります。
新しく加わった数字で更に各区画を見ていくと
【D3】【F1】で「4」が、
【E1】【F1】・【E9】【F7】・【H1】【H3】で「5」が二択状態に。
この時、注目するのは【E1】【F1】の「5」
どちらかに必ず「5」が入るという事になるので【H1】の候補は排除。
結果、【H3】の「5」が確定できます。
【A2】【D4】【G5】の「5」により【B6】の「5」が、
【A2】【B6】【I8】の「5」により【C7】の「5」が、
【E9】【F7】の二択が崩れ、【E9】の「5」
同時に【E1】【F1】の二択も崩れ、【F1】の「5」、【D3】の「4」も決まります。

手順-3

手順3
9行を見てみると残り3マス。
残っている数字は「2・3・4」
【D3】【E5】の「4」により【B9】の「4」が確定します。
更に【D1】の「3」により【A9】の「3」が、
残った【D9】に「2」が入ります。
新たに判明した数字を頼って、再度確認。
すると【A6】を始め【H4】【G1】【F8】と全ての「4」が判ります。

手順-4

手順4
3行は残り2マス、数字は「1・9」
【I9】の「1」により、
【G3】の「1」、【I3】の「9」が決まります。
この「9」が確定した事により、
【A9-I1】の対角線上で【H2】【I1】に「9」が入る事は無く、
【C6】【G4】の「9」により【D6】【F4】もダメ。
なので、残る【B8】が「9」と決まり、
これにより【F7】【D5】【E2】の「9」も確定します。
二択だった【D5】【D6】の「7」
【D5】に「9」が入った事により【D6】の「7」が決定。
対角線上に「7」が入ったので、
【H1】【I1】の二択が崩れ【H1】に「7」、【I5】の「7」も確定します。
この対角線上に入る残った数字は「2・6・8」ですが、
【F6】【F9】に「6」「8」がある事から【F4】の「2」が確定。
逆に【H2】【I1】は「6」「8」以外の数字は入れられなくなります。
よって追い出される形で【G2】の「2」が確定。
保留状態だった【G7】【H8】も「6」「2」と決まります。

手順-5

手順5
ここまで埋まると完成は目前。
【DEF-789】で決まっていない数字は「1・3」
【D1】の「3」により確定できます。
そこが埋まると8行で使われていない「6」が【C8】へ。
すると【ABC-789】で決まっていない数字が「1・2」に。
【B1】の「1」により、ここも確定できます。
また【G6】【I2】の「3」も決まります。
【F5】【B4】の「3」も確定。
【DEF-456】の残る2マスは「1・6」
E列で残っている「8」が【E1】へ。
【H2】【I1】も「8」「6」と決まります。
列方向を再確認すると、
【F2】の「1」、【D2】の「6」、【I4】の「8」、【C4】の「1」が決定。
同時に【E4】【E6】の二択も「6」「1」と確定します。
【H6】の「6」、【H5】の「1」、【A5】の「2」、【B5】の「6」を確定して完成です。