マトリックス推理パズル 解き方のコツ

基本ルール

初期画像
・全ての条件が重複する事は無い…A
例題の場合
オレンジが2個。バナナも2本。
メロンが\300。オレンジも\300。という事は無い。
始める前に…
右図のような表を使用(または作成)します。
与えられた情報(問題)から項目・内容を整理しておきましょう。
■問題
・A君は商品を3個購入しました
・Bさんは\400使いました
・C君はオレンジを購入しました
・Dさんはメロンを\500で購入しました
・200円の商品の個数は4個です
・リンゴの個数は2個です
項目と内容
・購入者はA・B・C・Dの四人
・商品はオレンジ・バナナ・メロン・リンゴ
・商品の個数は1・2・3・4個
・商品の価格は\200・\300・\400・\500

手順-1

手順1
最初の情報である「A君は商品を3個購入」に基づき
表に記入すると右表ののようになります。
※基本ルールAから
「A君は商品を1、2、4個は買っていない」
「Bさん、C君、Dさんの購入数は3個ではない」となり「×」
同様に残りの情報から表に記入していくと
最終的にのようになります。
「Dさんはメロンを\500で購入」のように情報が多い場合、
・Dさん=メロン
・Dさん=\500 のほかに
・\500=メロン が隠れているので注意しましょう。

手順-2

手順2
次に○の部分に注目します。
例えばC君がオレンジを購入した際に記入した○について…
横方向を見ると購入数は3個では無く、\400でも\500でも無い。
また、縦方向に見ると\500では無く、2個でも無い。
「3個購入したのはA君」
「2個の商品はリンゴ」
「\400使ったのはBさん」
「\500はDさんのメロン」の情報からも分かります。
これを表に反映させるととなります。
他の○についても同様に処理すると部分も確定します。
また、「200円の商品の個数は4個」の情報から 400円の商品を購入しているBさんは
購入数が4個では無い事からの×が決まります。

手順-3

手順3
かなり表が埋まってきました。
ここまで埋まってくると
表の中に必ず○を付けるべき場所が出てきます。
例題では、一区画内で
縦もしくは横に×が3つある場所です。
・4個の商品はC君が買っている
・\500の商品は1個 などです。
これらを処理するとのようになります。
すると再び×が3つ並ぶ場所が浮かび上がってくるので
のように確定していきます。

手順-4

手順4
・一区画内で縦、横に×が3つ並んだら空いた場所に○ 
・○を記入したら同区画内縦、横の他の場所に×
・○を基点として縦と横の情報を統合する 
・既に決まっている情報から
 逆方向(右から左・下から上)の情報を確定する 
ここまで埋まれば
A君がバナナ3個(3本)を\300で
Bさんがリンゴ2個を\400で
C君がオレンジ4個を\200で
Dさんがメロン1個を\500で購入した事が判明します。

例題では4項目4種類と小規模なので比較的簡単に表が埋まりましたが
大きくなるとマメに縦横の情報を統合していかないと、なかなかヒントが見つかりません。
また、当たり前の事ですが…
間違って記入してしまうと、気付いた時には最初からやり直さないといけなくなります。
○を付けたら必ず同区画の残りの縦・横に×を入れ、一つ一つ確実に処理していきましょう。